PDCAサイクルを回すとき、フォーマットやテンプレートを探す人は多いです。仕事などでは、すでに形式が決めれらているかもしれません。
これらの記録は、果たして必要なのでしょうか? 必要だとしたら、どのように記録するとよいのでしょうか?
ここでは、PDCAの記録について解説します。
PDCAの記録は必須
PDCAの記録は、「必須」です。
例えば、あなたは1週間前の1日の行動とそのときの思考について、詳細に書き出すことができますか? 多くの人が、難しいと答えるのではないでしょうか。私も、到底まともに思い出せる自信がありません。
しかし、手帳に書いてある記録を読むと、「何をしたか」「どう考えていたか」を思い出すことができます。
PDCAは数時間で1サイクルが終わるものから、数週間~数年で回すものもあります。Checkの段階になったときに、自分の行動や考え方のPlan(仮説)が思い出せないとCheckできません。
したがって、記録は必須なのです。
さらに、効果的なPDCAは小さいサイクルでたくさんサイクルを回す方法では、数サイクル前のPlanを確認することもしばしばあります。
一つ一つのサイクルは数時間~数日で終わりPlanを詳細に覚えていても、数サイクル前のPlanを覚えているかどうかは怪しいです。
ですので、面倒とは思わずに記録を取りましょう。
記録方法は何でもいい
では、実際記録するとなると効果的な方法がないか知りたくなります。これは、どんな方法でも構いません。
100均で買ってきたノートに、ノベルティーでもらったボールペンで書いて構いません。ノートも買わなくても、チラシの裏でも問題ありません。
要は、あとから見てCheckができれば問題ないのです。
記録する項目
最低限、日付を書きましょう。あとは、記憶を想起させることができれば何でもいいです。
それこそ、自分にあった記憶の呼び起こし方をPDCAで探していくと良いです。
例えば、キーワードを書いておくだけで記憶が蘇る人がいます。そういう人は、単語を羅列しておくだけでも良いです。
私は昔は単語で書いていました。しかし、数ヶ月程度経過すると何を書いたのか思い出せなくなるのに気づいて、文章で書くようになりました。
文章で書くと、書いたことを全く忘れていても、読めば理解することができます。
このような記録をとることで、PDCAを実りある結果に昇華させることが容易になります。